唇の乾燥・荒れ対策|皮むけの原因とリップクリームの選び方

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リップクリームをこまめに塗っているのに、唇がカサカサして皮がむけてしまう……そんな悩みはありませんか。唇は顔の中でも特に乾燥しやすいパーツです。荒れる原因を知り、毎日の習慣とケアを見直してみましょう。

基礎化粧品を選ぶときは、まず肌の悩みと普段の使い心地を整理しましょう。化粧水や乳液の役割を知ると、自分に必要なお手入れを考えやすくなります。

この記事の目次
  1. 唇が乾燥しやすい理由
  2. 唇が荒れる主な原因
  3. リップクリームの選び方
  4. 効果的なリップクリームの塗り方
  5. やってはいけないNG習慣
  6. 皮膚科に相談したい唇の症状
  7. よくある質問
この記事のポイント
  • 唇は皮脂腺がほとんどなく角層も薄いため、肌よりも乾燥しやすく刺激も受けやすい
  • なめる・皮をはがす・こするといった習慣が、荒れを長引かせる原因になりやすい
  • リップクリームは「こまめに・やさしく・たっぷりめに」。荒れが続くときは皮膚科へ

唇が乾燥しやすい理由

唇は、顔のほかの部分の皮膚とはつくりが少し違います。主な特徴は次のとおりです。

唇の特徴乾燥・荒れとの関係
皮脂腺がほとんどない肌を守る皮脂膜ができにくく、水分が蒸発しやすい
角層(肌のいちばん外側の層)が薄い外からの刺激を受けやすく、うるおいも逃げやすい
汗腺がほとんどない汗によるうるおいも期待しにくい
よく動き、食事や会話で触れる機会が多い摩擦や食べ物・飲み物の刺激を受けやすい

このように、唇は自分でうるおいを保つ力が弱いパーツです。空気が乾燥する秋冬や、暖房の効いた室内では、特に意識してケアしたい部分といえます。季節の乾燥対策は秋から冬の乾燥・かゆみ対策、室内の乾燥は暖房・エアコンによる乾燥対策でもまとめています。

唇が荒れる主な原因

空気の乾燥と紫外線

湿度の低い季節や、冷たい風に当たる屋外では、唇の水分が奪われやすくなります。また、唇は紫外線の影響も受けやすいといわれています。冬でも日差しを浴びる時間が長い日は、紫外線対策も意識しましょう。

なめる・皮をむく・こするクセ

唇が乾くと、ついなめてしまう方は多いのではないでしょうか。だ液が蒸発するときに唇の水分もいっしょに奪われるため、なめるほど乾燥が進みやすくなります。めくれた皮を指や歯ではがしたり、ティッシュで強くふいたりするのも、荒れを長引かせる原因になります。

口紅・歯みがき粉・食べ物などの刺激

マットな質感の口紅や長時間落ちにくいタイプは、唇が乾いていると感じる方もいます。また、歯みがき粉、辛いものや酸味の強い食べ物、香料などが刺激になる場合もあります。特定のものを使ったあとに荒れやすいと感じたら、いったん使用をやめて様子を見ましょう。

体調や生活習慣

睡眠不足や疲れ、食事のかたよりなども、唇の状態に影響することがあります。口呼吸のクセがあると、寝ている間に唇が乾きやすくなるともいわれています。

リップクリームの選び方

化粧品と医薬部外品・医薬品の違い

リップクリームには、化粧品のほか、医薬部外品や医薬品として販売されているものもあります。

  • 化粧品:唇のうるおいを保ち、乾燥から守ることを目的としたもの
  • 医薬部外品:唇の荒れを防ぐことなどを目的とした有効成分が、決められた範囲で配合されたもの(医薬部外品とは)
  • 医薬品:すでに起きている唇の荒れやひび割れなどの症状に使うもの。使い方や注意事項は添付文書に従う

毎日の保湿には化粧品や医薬部外品、荒れがひどいときは薬剤師に相談して医薬品を選ぶ、というように使い分けるとよいでしょう。

配合成分で選ぶ

成分の例主な役割
ワセリン・ミツロウ唇の表面に膜をつくり、水分の蒸発を防ぐ
シアバター・スクワラン・植物油油分を補い、唇をやわらかく保つ
セラミド・ヒアルロン酸うるおいを保つ
グリチルリチン酸2Kなど医薬部外品で、肌荒れを防ぐ目的で配合される

メントールやカンフルなど清涼感のある成分が入ったものは、すっきりした使い心地が好まれる一方で、荒れて敏感になっているときにはしみることがあります。しみる、ヒリヒリすると感じたら、清涼成分や香料の入っていないシンプルなものを選びましょう。

日中は紫外線カット、夜は保護重視

外出する日は、SPF・PA表示のあるリップクリームを使うのもひとつの方法です。夜は紫外線を気にしなくてよいので、保湿や保護を重視したこっくりとしたタイプが向いています。

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保湿ケアは、化粧水だけでなく乳液やクリームとの組み合わせも大切です。使用量や使う順番は、各商品の説明に従いましょう。

効果的なリップクリームの塗り方

  1. 唇の水分や汚れをやさしくおさえる:飲食のあとは、ティッシュで軽く押さえる程度に
  2. 唇の縦じわに沿って塗る:横に往復させるより、縦方向に小さく動かすとシワの間までなじみやすい
  3. 力を入れずに、たっぷりめに:ぐいぐい押しつけると摩擦の原因に。何度か重ねて、膜をつくるイメージで
  4. 口角や唇の輪郭まで:乾燥しやすい口角や、唇のまわりの皮膚にも少しのばす

乾燥がつらいときは、夜寝る前にワセリンやリップクリームを厚めに塗り、そのまま休む「リップパック」もおすすめです。口紅を使う日は、先にリップクリームをなじませておくと、乾燥を感じにくくなります。

やってはいけないNG習慣

  • 唇をなめる・かむ
  • めくれた皮を無理にはがす
  • ティッシュやタオルでゴシゴシふく
  • 荒れているときにスクラブで強くこする
  • 口紅を落とさないまま寝る
  • しみる・かゆいのに同じリップを使い続ける

リップ用のスクラブは、唇が荒れていないときに、やさしく使う程度にとどめましょう。口紅は、ポイントメイク用のリムーバーやクレンジングでやさしく落とします(クレンジングの種類と選び方)。

皮膚科に相談したい唇の症状

セルフケアを続けても良くならない場合は、皮膚の病気が隠れていることもあります。次のような場合は、自己判断を続けずに皮膚科を受診しましょう。

  • 赤み・腫れ・かゆみが強い、ジュクジュクしている
  • 口角が切れて、なかなか良くならない
  • 小さな水ぶくれができている
  • リップクリームや口紅を変えてから荒れ始めた
  • しばらくケアを続けても改善しない

唇の炎症(口唇炎)や口角の炎症(口角炎)は、化粧品などによるかぶれや、細菌・カビ(真菌)、ウイルスなど、原因によって対処が異なります。原因に合わない薬を使うと悪化することもあるため、専門家に相談することが大切です。

よくある質問

リップクリームは塗りすぎると唇が乾燥しやすくなると聞きました
「塗りすぎると唇が自分でうるおう力が弱くなる」という話を聞くことがありますが、唇はもともと皮脂腺がほとんどなく、外からの保護が必要なパーツです。気になる場合は、成分がシンプルなものを選び、なめる・こするなどの習慣を見直してみましょう。塗るたびにしみる、荒れが悪化するという場合は、そのリップが合っていない可能性があります。
ワセリンとリップクリームはどちらがいいですか?
ワセリンは水分の蒸発を防ぐ力にすぐれ、刺激になりにくいのが特長です。荒れているときや夜のパックに向いています。日中は、使い心地のよいリップクリームや紫外線カット効果のあるものを使うなど、場面で使い分けるとよいでしょう。
唇の皮がむけてしまったときは、どうすればいいですか?
無理にはがさず、ワセリンやリップクリームを厚めに塗って保護しましょう。浮いている皮が気になる場合は、清潔な小さなハサミで、出血しない範囲で根元を残して切る方法もありますが、引っぱってはがすのは避けてください。
まとめ

唇は皮脂腺がほとんどなく、乾燥や刺激の影響を受けやすいパーツです。リップクリームでこまめに保護し、なめる・はがす・こするといった習慣を見直すことが、荒れにくい唇への近道です。セルフケアで良くならない赤みや腫れ、口角の切れは、早めに皮膚科で相談しましょう。顔全体の乾燥ケアは乾燥肌の原因と対策もあわせてご覧ください。

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初めて使う基礎化粧品は、トライアルセットで少量から試す方法もあります。肌質や使い心地を確かめながら選びましょう。

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この記事を書いた人:基礎化粧品ドットコム 管理人

40代・乾燥肌。トライアルセットを自分で購入して試し、使用感を正直にレビューしています。成分の記事は公的機関や業界団体の公開情報をもとにまとめています。運営者情報

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