- 基礎化粧品の役割は「落とす」「与える」「守る」の3つ
- まずは自分の肌質を知り、悩みに合った成分を選ぶ
- 迷ったらトライアルセットで、ライン使いしたときの相性を確かめる
基礎化粧品の役割は「落とす・与える・守る」
基礎化粧品(スキンケア化粧品)は、肌をすこやかに保つためのアイテムです。たくさんの種類がありますが、役割で分けると大きく3つになります。
| 役割 | アイテム | ポイント |
|---|---|---|
| 落とす | クレンジング・洗顔料 | メイクや皮脂汚れを落とす。落としすぎは乾燥のもと |
| 与える | 化粧水・美容液 | 水分と、悩みに合わせた美容成分を届ける |
| 守る | 乳液・クリーム・日焼け止め | うるおいにふたをし、紫外線などの外的刺激から肌を守る |
この3つのバランスがとれていることが、スキンケアのいちばんの基本です。高価な美容液を足すより、まず「落としすぎていないか」「守るケアが足りているか」を見直すほうが、肌が変わることも少なくありません。
基本のスキンケアの順番
基礎化粧品は、水分の多いもの→油分の多いものの順に重ねるのが基本です。先に油分をつけると、あとから水分がなじみにくくなるためです。
| 順番 | 朝 | 夜 |
|---|---|---|
| 1 | 洗顔(ぬるま湯洗顔でもOK) | クレンジング |
| 2 | 化粧水 | 洗顔 |
| 3 | 美容液 | 化粧水 |
| 4 | 乳液・クリーム | 美容液 |
| 5 | 日焼け止め(化粧下地) | 乳液・クリーム |
ただし、ブランドによっては「化粧水の前に使う美容液(ブースター)」や「乳液を先に使う」など、独自の順番をすすめているものもあります。迷ったら、その商品の使用方法に従いましょう。
自分の肌質を知ろう
基礎化粧品選びの第一歩は、自分の肌質を知ることです。簡単なセルフチェックをしてみましょう。
洗顔後、何もつけずに15〜20分ほど置いて、肌の状態を確かめます。
- 顔全体がつっぱる、カサつく → 乾燥肌
- 顔全体がべたつく、テカる → 脂性肌
- Tゾーン(おでこ・鼻)はべたつくのに、頬や口まわりはつっぱる → 混合肌
- 特に気になるところがない → 普通肌
このほか、化粧品で赤みやかゆみが出やすい、季節の変わり目に荒れやすい方は敏感肌の傾向があります。
| 肌質 | ケアのポイント |
|---|---|
| 乾燥肌 | 洗浄力のおだやかな洗顔料を選び、セラミドなどで保湿をしっかり。最後は油分でふたを(乾燥肌対策) |
| 脂性肌 | 皮脂を取りすぎず、さっぱりタイプで保湿。ビタミンC誘導体で皮脂ケアも |
| 混合肌 | 部位ごとにケアを変える。Tゾーンは軽め、頬はしっかり保湿 |
| 普通肌 | 今の状態をキープ。季節に合わせて保湿の量を調整し、紫外線対策を習慣に |
| 敏感肌 | 成分数が少なくシンプルな処方、香料・エタノールの少ないものを。新しい化粧品は必ずパッチテストを |
年代別のポイント
30代:ゆらぎ始め。保湿と予防のケアを
20代のころと同じケアでは、乾燥やくすみが気になりはじめる年代です。保湿を見直し、紫外線対策と美白ケアで、シミの予防を意識しましょう。仕事や子育てで忙しく、睡眠不足やストレスによる大人ニキビにも注意が必要です。
40代:乾燥・ハリ不足・シミが本格化
皮脂やセラミドが減って乾燥しやすくなり、ハリの低下やシミ、たるみ毛穴など、複数の悩みが重なりやすい年代です。保湿をベースに、レチノールやナイアシンアミドなどのシワ改善の医薬部外品、美白ケアを組み合わせていきましょう。ホルモンバランスの変化で、肌が急にゆらぐこともあります。
50代以降:油分も補って、やさしいケアを
更年期を迎え、女性ホルモンの減少とともに乾燥がさらに進みやすくなります。クリームやオイルで油分を補い、刺激の少ないアイテムを選びましょう。肌の変化が大きい時期なので、トライアルセットで相性を確かめてから現品を買うのがおすすめです。
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悩み別に注目したい成分
| 悩み | 注目したい成分 | 管理人のレビュー |
|---|---|---|
| 乾燥・つっぱり | セラミド、ヒアルロン酸、スクワラン | ライスフォース、ディセンシア |
| ハリ・シワ | レチノール、ナイアシンアミド、アスタキサンチン | アテニア、アスタリフト |
| シミ・くすみ | ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチン | エリクシールホワイト、デルメッド |
| 毛穴・皮脂 | ビタミンC誘導体、フラーレン | 草花木果 竹 |
| ニキビ・肌荒れ | グリチルリチン酸ジカリウム、CICA | 草花木果 どくだみ、オルビス 薬用クリア |
| 敏感肌 | セラミド、CICA、シンプルな処方 | ディセンシア つつむ |
成分表示の見方
- 化粧品の成分は配合量の多い順に書かれている(1%以下の成分は順不同)
- 成分表示の上位5つほどで、製品の使用感のおおよその傾向がわかる
- 「〇〇配合」とうたっていても、成分表示の最後のほうなら配合量はごくわずか
- 医薬部外品は「有効成分」と「その他の成分」に分けて書かれることが多い
- 苦手な成分がある方は、成分名を控えておき、購入前に確認する習慣を
トライアルセットを上手に使うコツ
自分に合う基礎化粧品を見つけるには、実際に使ってみるのがいちばんです。トライアルセットなら、お手頃な価格でライン使いを試せます。
- 使用日数は1〜2週間分あるものを選ぶ
- 使い始める前にパッチテストをする
- 一度にひとつずつ試し、使用感や翌朝の肌をメモする
- 申し込み時は、定期購入が条件になっていないか最終確認画面で必ずチェック
くわしくはトライアルセットの選び方と注意点で解説しています。管理人が実際に試したセットは口コミレビュー一覧からどうぞ。
よくある質問
- 化粧水と乳液、どちらか一つだけでもいいですか?
- 化粧水だけでは水分が蒸発しやすく、乳液だけでは水分が不足しがちです。忙しいときは、両方の役割をもつオールインワンを使うのも一つの方法です。
- 同じブランドでそろえないとダメですか?
- 必ずしもそろえる必要はありません。ただ、ライン使いを前提に処方が組まれていることも多いので、まずはトライアルセットでライン使いを試し、そのうえで組み合わせを考えるのがおすすめです。
- 季節によって化粧品を変えたほうがいいですか?
- すべて変える必要はありませんが、冬はクリームを足す、夏は乳液をさっぱりタイプにするなど、保湿の量や質感を調整すると快適に使えます。日焼け止めは一年中使いましょう。
- 高い化粧品ほど効果がありますか?
- 価格は、成分のコストだけでなく、ブランドや容器、広告などでも決まります。大切なのは、肌に合っていて、無理なく続けられることです。
基礎化粧品選びは「肌質を知る」「悩みに合った成分を選ぶ」「実際に試して相性を確かめる」の3ステップです。このガイドを入り口に、成分辞典や口コミレビューもあわせて参考にしてください。