この記事のポイント
- CICAは成分名ではなく、ツボクサという植物由来の成分を中心とした「肌荒れケア」の総称
- ツボクサにはマデカッソシド、アシアチコシドなどの成分が含まれ、肌を整える働きが期待されている
- 成分表示では「ツボクサエキス」「ツボクサ葉エキス」などと書かれている
CICA(シカ)とは
CICA(シカ)は、ラテン語で「傷あと」を意味する「Cicatrix(シカトリクス)」に由来する言葉です。日本では、ツボクサという植物の成分を配合したスキンケア製品を指して使われることがほとんどです。
ツボクサ(学名:Centella asiatica)は、アジアの湿地などに自生する植物で、古くから伝統的に肌のケアに使われてきました。「トラが傷ついた体をツボクサの上にこすりつけて癒やしていた」という言い伝えから、「タイガーグラス」と呼ばれることもあります。
ツボクサに含まれる主な成分
| 成分表示名 | 特徴 |
|---|---|
| ツボクサエキス/ツボクサ葉エキス | ツボクサから抽出したエキス。下の成分をまとめて含む |
| マデカッソシド | ツボクサの代表的な成分のひとつ。肌を整え、すこやかに保つ目的で配合される |
| アシアチコシド | ツボクサに含まれる成分。うるおいを与え、肌を保護する目的で使われる |
| アシアチン酸・マデカシン酸 | ツボクサ由来の成分。上の2つと組み合わせて配合されることが多い |
製品によっては、これらの成分を単独で高配合しているもの、エキスとしてまとめて配合しているものなど、さまざまです。
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CICAに期待される働き
ツボクサ由来の成分は、肌荒れを防いですこやかに整える、うるおいを与えて肌を保護する、といった目的で配合されています。マスクの摩擦や季節の変わり目で肌がゆらぎやすいとき、ニキビができやすいときのケアとして人気が広がりました。
なお、日本の化粧品で表現できるのは「肌荒れを防ぐ」「肌を整える」といった範囲です。傷や湿疹を治す薬ではないので、炎症が強いときは皮膚科を受診しましょう。
CICA化粧品の選び方
- 「CICA」の表記だけでなく、全成分表示にツボクサエキスやマデカッソシドが入っているかを確認する
- 肌荒れが気になるときは、香料やアルコールが少ない、シンプルな処方のものを選ぶ
- セラミドやグリチルリチン酸など、保湿・肌荒れ防止の成分と一緒に配合されたものも使いやすい
- 緑色のクリームや「シカクリーム」として売られている製品は、色づけや処方の工夫によるものも多いので、色ではなく成分で判断する
よくある質問
- CICAは敏感肌でも安心ですか?
- 肌荒れケアを目的に作られた製品が多いですが、植物エキスなので、まれに合わない方もいます。初めて使うときは、腕の内側などでパッチテストをしてから使いましょう。
- ニキビに効きますか?
- ニキビを防ぐ効能をうたえるのは医薬部外品です。CICA配合の医薬部外品もありますが、炎症のあるニキビをくり返す場合は、大人ニキビ対策の記事も参考に、早めに皮膚科に相談しましょう。
まとめ
CICAは、ツボクサ由来の成分を中心とした「肌をすこやかに整える」ためのケアです。名前やパッケージの色ではなく、全成分表示で中身を確かめて選びましょう。