クレンジングの種類と選び方|メイクの濃さと肌質で選ぶ

公開日:

クレンジングは種類が多く、どれを選べばいいか迷いやすいアイテムです。大切なのは「その日のメイクをきちんと落とせて、必要なうるおいまで落としすぎないこと」。タイプごとの特徴と、自分に合うものの選び方を紹介します。

基礎化粧品を選ぶときは、まず肌の悩みと普段の使い心地を整理しましょう。化粧水や乳液の役割を知ると、自分に必要なお手入れを考えやすくなります。

この記事の目次
  1. クレンジングの役割
  2. クレンジングの種類と特徴
  3. メイクの濃さで選ぶ
  4. 肌質で選ぶ
  5. クレンジングの上手な使い方
  6. よくある質問
この記事のポイント
  • クレンジングは、メイクの油分を浮かせて落とすためのアイテム。洗顔料だけでは落ちにくいメイクに使う
  • 一般的に、オイル・バームは洗浄力が高め、ミルク・クリームはおだやかなものが多い
  • 「メイクの濃さ」に合わせて選び、肌が乾燥しやすい日はおだやかなタイプに替えるのがおすすめ

クレンジングの役割

ファンデーションや日焼け止め、口紅などのメイクには、落ちにくくするための油分や皮膜をつくる成分が含まれています。こうした汚れは水や洗顔料だけでは落ちにくいため、油となじみやすいクレンジングで浮かせてから洗い流します。

クレンジングの多くは、油分と界面活性剤(水と油をなじませる成分)の組み合わせでできています。油分でメイクを溶かし、界面活性剤の働きで水と一緒に洗い流せるようにする、というしくみです。

一方で、洗浄力が強すぎるものを毎日使ったり、こすりながら長時間なじませたりすると、肌のうるおいを守る皮脂やセラミドなどまで落としすぎて、乾燥の原因になることがあります。クレンジングは「落とす力」と「肌へのやさしさ」のバランスで選ぶことが大切です。

クレンジングの種類と特徴

同じタイプでも商品によって処方は大きく異なりますが、一般的な傾向は次のとおりです。

タイプ洗浄力の傾向特徴向いている人・場面
オイル高めメイクとのなじみが早く、濃いメイクも落としやすい。すすぎで乳化させるしっかりメイク、ウォータープルーフの日
バーム高め〜中程度固形が体温でとろけてオイル状になる。厚みがあり摩擦を抑えやすいしっかりメイクの日、こすりがちな人
リキッド中程度水っぽいテクスチャー。さっぱりした洗い上がりのものが多いナチュラル〜普通のメイク、さっぱり派
ジェル中程度油分の多いもの・少ないものがあり、ジェルの厚みが摩擦をやわらげる普通のメイク、オイルのぬるつきが苦手な人
クリーム中程度〜おだやか油分を含み、しっとり洗い上がる。なじませに少し時間がかかる普通のメイク、乾燥肌
ミルクおだやか水分が多く、やわらかい使い心地。濃いメイクは落ちにくいことがある薄いメイク、乾燥肌・敏感肌
シート・拭き取り商品による手軽だが、拭き取るときに摩擦が起こりやすい旅行や疲れた日など、ときどき使う程度に

※洗浄力は配合されている油分や界面活性剤の種類・量で変わるため、上の表はあくまで目安です。

メイクの濃さで選ぶ

クレンジング選びでまず考えたいのは「何を落とすか」です。落としきれないメイクが残ると毛穴の汚れやくすみの原因になり、反対に軽いメイクに強いクレンジングを使うと落としすぎになりやすくなります。

しっかりメイク・ウォータープルーフ

リキッドファンデーションを重ねた日や、落ちにくいマスカラ・日焼け止めを使った日は、オイルやバームなどなじみの早いタイプが向いています。アイメイクや口紅は、専用のポイントメイクリムーバーで先に落としておくと、顔全体を長くこすらずに済みます。

ふつうのメイク

パウダーファンデーションや、軽めのリキッドファンデーションなら、ジェルやクリーム、リキッドでも落とせることが多いでしょう。

薄いメイク・日焼け止めだけ

BBクリームを薄く塗っただけの日や、日焼け止めとパウダーだけの日は、ミルクやクリームなどおだやかなタイプでも十分な場合があります。日焼け止めの中には「石けんで落とせる」と書かれているものもあるので、表示を確認しましょう(日焼け止めの選び方)。

スポンサーリンク

保湿ケアは、化粧水だけでなく乳液やクリームとの組み合わせも大切です。使用量や使う順番は、各商品の説明に従いましょう。

肌質で選ぶ

  • 乾燥肌:洗い上がりにつっぱりにくいクリームやミルク、バームなどがおすすめ。洗浄力の高いタイプを使う場合は、なじませる時間を短めに(乾燥肌の原因と対策)
  • 脂性肌・毛穴の詰まりが気になる:オイルやジェルなど、皮脂やメイクとなじみやすいタイプが使いやすい。ただし洗いすぎると、かえって皮脂が気になることもある
  • 敏感肌:摩擦が少なく、洗浄力のおだやかなタイプから試すのが無難。初めて使うものは、腕の内側などで様子を見てから使うと安心
  • 混合肌:おでこや鼻などメイクが崩れやすい部分を先に、乾燥しやすい頬は最後にさっと、と順番で調整する

同じ人でも、季節や体調で肌の状態は変わります。秋冬や乾燥が気になる時期はおだやかなタイプに替えるなど、2種類を使い分けるのもよい方法です(秋から冬の乾燥・かゆみ対策)。

クレンジングの上手な使い方

  1. 手と顔の状態を確認する:「濡れた手・顔でも使える」と書かれていないものは、乾いた手で使う
  2. 量はメーカーのすすめる量を守る:少ないと指が肌に直接こすれ、摩擦が増えてしまう
  3. Tゾーンから:皮脂が多くメイクが崩れやすいおでこ・鼻から、乾燥しやすい頬・目元・口元は最後に
  4. やさしく、短く:指の腹でくるくるとなじませ、メイクが浮いたらすぐに流す。目安は1分程度といわれている
  5. オイル・バームは乳化させる:少量のぬるま湯を手にとってなじませ、白くにごったら(乳化したら)すすぐ
  6. ぬるま湯ですすぐ:32〜34℃くらいのぬるま湯で、生え際やフェイスラインまでしっかり

クレンジングのあとに洗顔料を使う「ダブル洗顔」が必要かどうかは、商品によって異なります。「ダブル洗顔不要」と書かれているものは、続けて洗顔料を使うと洗いすぎになることがあるので、表示に従いましょう。

よくある質問

オイルクレンジングは肌に悪いのですか?
オイルクレンジングが一律に肌に悪いわけではありません。洗浄力が高めのものが多いため、薄いメイクの日に使ったり、長時間なじませたりすると、乾燥しやすくなることがあります。メイクの濃さに合わせて使い分け、なじませる時間を短くすることを心がけましょう。
メイクをしていない日もクレンジングは必要ですか?
メイクも日焼け止めも使っていない日は、基本的には洗顔料だけで十分です。日焼け止めを使った日は、その商品の表示を確認し、クレンジングが必要なタイプかどうかで判断しましょう。
クレンジングを変えたら肌がヒリヒリします
使用を中止し、肌を休ませてください。赤みやかゆみが続く場合は、皮膚科を受診しましょう。新しい化粧品は、いきなり顔全体に使わず、少量で様子を見てから使うと安心です。
まとめ

クレンジングは「その日のメイクを落とせるか」と「自分の肌が乾燥しすぎないか」の2つで選びます。濃いメイクの日はオイルやバーム、薄いメイクの日はミルクやクリームと使い分け、どのタイプでも「やさしく、短く」を意識しましょう。管理人が実際に試したクレンジングは、D.U.O. ザ クレンジングバームの体験談やファンケル 無添加洗顔トライアルキットの体験談で紹介しています。

スポンサーリンク

初めて使う基礎化粧品は、トライアルセットで少量から試す方法もあります。肌質や使い心地を確かめながら選びましょう。

管理人のイメージイラスト

この記事を書いた人:基礎化粧品ドットコム 管理人

40代・乾燥肌。トライアルセットを自分で購入して試し、使用感を正直にレビューしています。成分の記事は公的機関や業界団体の公開情報をもとにまとめています。運営者情報

Related肌悩み・スキンケアの基礎知識の関連記事

一覧を見る
TOP