- コエンザイムQ10は、細胞がエネルギーをつくるときに必要な補酵素で、抗酸化作用ももつ
- 体内でつくられる量は年齢とともに減るといわれる
- 化粧品では、紫外線などのダメージから肌を守る抗酸化成分として配合される
コエンザイムQ10とは
コエンザイムQ10(CoQ10)は、ほぼすべての細胞に存在する脂溶性の成分で、「ユビキノン」とも呼ばれます。ユビキノンには「どこにでもある(ユビキタス)キノン」という意味があり、その名のとおり体中で働いています。
主な役割は2つあります。ひとつは、細胞の中のミトコンドリアでエネルギーをつくり出す反応を助けること。もうひとつは、活性酸素から細胞を守る抗酸化作用です。
日本ではもともと医薬品の成分でしたが、2001年に食品への使用が認められ、続いて化粧品にも配合できるようになったことで、一気に身近な成分になりました。
年齢とともに減るコエンザイムQ10
コエンザイムQ10は体内でつくることができますが、その量は20代をピークに、年齢とともに減っていくといわれています。肌の中のコエンザイムQ10も同様に減少し、紫外線などによるダメージを受けやすくなると考えられています。
スポンサーリンク
化粧品での働き
化粧品では、主に抗酸化成分として配合されています。紫外線や大気汚染などで発生する活性酸素から肌を守り、ハリやツヤのある肌を保つ目的です。クリームや美容液、オールインワンジェルなど、油分を含むアイテムに多く使われています。
成分表示では「ユビキノン」と書かれます。黄色〜オレンジ色の成分なので、配合量が多いと製品がうっすら色づいていることもあります。
サプリメントの選び方
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 酸化型(ユビキノン) | 一般的なタイプ。体内で還元型に変わってから働く |
| 還元型(ユビキノール) | 体内で働く形に近いタイプ。吸収されやすいといわれ、年齢が気になる方向けの製品に多い |
脂溶性の成分なので、食後にとると吸収されやすくなります。疲労感や肌のうるおいなどに関する機能性表示食品もあるので、目的に合ったものを選びましょう。なお、薬を服用中の方は、念のため医師や薬剤師に相談してください。
よくある質問
- 食べ物からもとれますか?
- イワシやサバなどの青魚、牛肉や豚肉、ナッツ類などに含まれていますが、食事からとれる量はわずかです。
- ほかの抗酸化成分と一緒に使えますか?
- はい。ビタミンC誘導体やアスタキサンチン、ビタミンEなどの抗酸化成分と組み合わせて配合されている製品も多くあります。
コエンザイムQ10は、肌のエネルギーと抗酸化を支える成分です。年齢による変化が気になり始めたら、エイジングケアのひとつとして取り入れてみてください。