コラーゲンとは

コラーゲンという言葉を最近特によく聞くようになったと感じますが、どんなものかご存知でしょうか?
私もなんとなくシワ対策など美容に良いというイメージしかなかったので、調べてみました。

コラーゲンとはたんぱく質の一種で、細胞と細胞をつなぎとめる役割をしているそうです。
さらに、水分を保持し、からだが干からびないようにする役割も担っています。
3本の鎖状の繊維が「らせん状」に絡まった特殊な構造をしていて、伸び縮みするので、肌のツヤとハリが保たれ、骨のしなやかさと強度も保ちます。
皮膚はもちろんのこと、筋肉・内臓・骨・関節・目・髪等あらゆる全身の組織に含まれていて、とても重要な成分なんですね。

たんぱく質の一種といいましたが、たんぱく質はアミノ酸が多数結合してできます。
そのアミノ酸の組み合わせには、必須アミノ酸9種(フェニルアラニン・トリプトファン・リシン・スレオニン・バリン・イソロイシン・ロイシン・メチオニン・ヒスチジン)と非必須アミノ酸11種の計20種が存在し、その種類や数、結合の順序によって、10万種類ものたんぱく質が存在するそうです。
体内には体重の約16%(体重60kgの人で約10kg)のタンパク質が存在するそうですが、その約30%がコラーゲン(体重の約5%)なんですって。いかに人間にとって大切なたんぱく質かってことがよくわかりますよね。

からだの中のコラーゲンは、必要に応じて体内でアミノ酸を原料につくられます。
生成されたコラーゲンは、古くなるとアミノ酸に分解され、代わりに新しいコラーゲンが生成されるという新陳代謝を繰り返しています。

しかし、年齢とともに新しいコラーゲンはつくられにくくなり、古いコラーゲンが体内に残ってしまうようになります。古いコラーゲンはもちろん、柔軟性・保水力が新しいものより機能しないのです。
コラーゲンの体内量は20歳代までが最も多く、 40歳代ではその量が半分になってしまうといわれています。

化粧品の効果でいうと、保湿力が強いので、コラーゲンの豊富な肌はみずみずしくてハリがあります。
逆にコラーゲンが不足すると皮膚を支えきれずに落ち込んでいき、シワを作る原因になります。また、保湿力も落ちるため、カサカサに荒れてしまうようです。

コラーゲンとかヒアルロン酸とか、成分を調べるたびに基礎化粧品やサプリメントで補給が必要な気持ちになりますね ;(´o`);
私は30歳手前なので、今まさに減少傾向にある時期でしょう。
いろいろな商品を試して、自分に合うものを見つけたいと思います。