納豆サプリメント(ナットウキナーゼ)のご紹介

納豆に含まれるナットウキナーゼはどれくらい効果があるのかについて考察します

2017年11月現在から言うと、10年くらい前の話になりますが、当時、「発掘!あるある大辞典」という健康番組で納豆ダイエットについて放送していて、スーパーから納豆が無くなるという一大ムーブメントが起きました。。

この当時、この番組は、コエンザイムQ10やアルファリポ酸、ヨーグルトや寒天など、放送されるたびにブームを巻き起こしていて凄かったですね!!


何故納豆でダイエットか?といいますと、、、納豆に含まれるイソフラボンとポリアミンが作用するためで、他のものに含まれるイソフラボンよりも納豆が最も吸収率がいいそうです。
納豆をよくかき混ぜて20分ほどおいておくと、ポリアミンが増えるそうで効果的だそうですよ。

なので、食べ方としては、朝食と夕食で1日2パック・よくかき混ぜて20分ほどおいてから食べる。という方法を番組で紹介してました。。

毎日2パック食べるのも大変ですが、20分置いとくのも結構面倒ですね・・・
加熱するのもよくないようですし、このブームはどのくらい続くんだろう?などと冷めた目で見つつ、実際には当時の私もスーパーに買いに走っていましたよ(笑)

ウィキペディアより

ナットウキナーゼ(英: nattokinaze)は、日本食の納豆から抽出され精製される酵素である。須見洋行により発見、命名された。
納豆は、日本で食べられてきている発酵した大豆から作られる食品である。
納豆は、煮た大豆を有用菌である納豆菌で発酵させて作られる。納豆菌が煮た大豆に作用するとき結果としてナットウキナーゼが産生される。
大豆製品は各種の酵素を含んでいるが、ナットウキナーゼの酵素を生み出すのは納豆のみである。


ナットウキナーゼは、血栓溶解作用、血液サラサラ効果、毎日服用のアスピリン療法の代替品として代替医療団体から推奨されている。
またアルツハイマーに関わる有害なアミロイド繊維の異性化に効果があるという事も証明されている。

しかしながら、ナットウキナーゼは心疾患の予防について科学的に証明されていないため代替医療として推奨されない。
更には、アスピリンと相互作用を起こして脳内出血のリスクを増加させる可能性もある。

また特に納豆を経口摂取した場合については効果が明確でない。
血栓溶解効果を示す酵素タンパク質としてはウロキナーゼが存在するが、経口摂取では胃液のペプシンによって分解、最終的に、小腸の膜消化によって、トリペプチド (アミノ酸が3個結合したもの)、ジペプチド (アミノ酸が2個結合したもの)、アミノ酸にまで分解されないと吸収されないため、静脈注射にて使用される。納豆を経口摂取した場合も、酵素タンパク質であるナットウキナーゼは、胃と小腸の管腔内で、そのアミノ酸のつながり(タンパク質)が切断され、さらに、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜の一部である微絨毛へと移行をし、膜消化を受けなければならない。
この微絨毛とは、小腸上皮粘膜細胞1個あたり約600本密生しており、管腔内消化を終えたオリゴペプチドは、この部分に存在する膜消化酵素によりアミノ酸三個から、二、一個までの小ささに、細かく切断されてのち、はじめて、小腸上皮細胞内に取り込まれる。
即ち、小腸の膜消化によって、トリペプチド、ジペプチド、アミノ酸にまで分解されないと吸収されない。アミノ酸、ジペプチド、トリペプチドには、ナットウキナーゼ活性は無いので、ナットウキナーゼ活性を血中に出現させることはできない。即ち、ナットウキナーゼや、そのサップルメントを経口摂取した場合には、血栓溶解効果は無い。

以上、小難しい説明を引用させていただきましたが、、納豆は体に良いけれど、納豆に限らずどんな食べ物やサプリメントでも、摂取のし過ぎは効果が薄れるor逆効果ってことですね。。
食事は、食べたいときに食べたい物を食べたいだけ食べるのが一番だと、改めて感じました。。

ページの先頭へ