BGとは、グリセリンとは、エタノールとは

BG、グリセリン、エタノールについてご紹介します。

基礎化粧品の成分表記を見ていると、BGやグリセリン、エタノールといった成分が結構上のほうに記載されていることが多いと感じます。
3つとも配合されている化粧品も結構ありますね。。

BGとは正式名を「1,3-ブチレングリコール」といい、多価アルコールの一種で、水とのなじみもよく、潤いを保ちみずみずしい肌にする作用があります。

アルコールなのでエタノール同様、制菌作用あり、防腐剤的な効果も見込めますし、エタノールに比べて皮膚への刺激も少ないようです。
パラベンフリーの商品にはこのBGが含まれていることが多いかな。

また、グリセリンもアルコールの一種で、ヤシ油やパーム油から抽出される成分です。
グリセリンは透明のとろりとした液体で、肌を軟らかくし、しっとりとした潤いを与える効果があり、BG同様、保湿剤として、また皮膚に対する柔軟剤として使用されています。

保湿力自体はグリセリンの方が強いそうですが、BGの方がべたつきにくいという特性を持っているそうです。

各成分、一長一短があって、おもしろいですね。
個人的に手作りで基礎化粧品を作るとしたら、BGを使うかなぁ。
なんか一番バランス良さそうですし。。

でも、他成分との組み合わせによっても、どの保湿剤、防腐剤を使うかってことは変わってくると思いますし、研究開発された既成の化粧品がやっぱり安心かなぁと感じます。
手作り化粧品も作ってみたいことはみたいですが・・・

※ジグリセリンは、グリセリンから反応、蒸留、精製してつくられます。グリセリンに比べて、使用感が軽く、感触がさらっとしています。

※1,2-ヘキサンジオールもグリセリンと同じレベルの保湿成分で、殺菌性にも優れています。

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